またまた久しぶりの更新となってしまいました。汗

 

SNS等では、それなりの頻度で発信してはいるのですが、、、

ちなみに
Facebookアカウントはこちら
https://www.facebook.com/And1Detail/

インスタグラムはこちら
https://www.instagram.com/and1detail/

 

これといったリアクションはしていなくても、意外と見てくれているお客さまも多いようで
お会いすると、見ているよ~ なんて言っていただく事も多いです。

 

できれば、何かしらリアクションしていただけると、こちらのモチベーションも上がるのですが
見ていただけるだけ、気にかけていただけるだけでも、ありがたい限りですね。^^

 

 

さて今回は
愛知県から、1973年式フォルクスワーゲン タイプ1

空冷エンジンを搭載した年代のクルマで、僕が所有するワーゲンバスも含めて
「空冷VW」なんて呼ばれるカテゴリーの車。

 

この手の車種は基本的には、イベント等で仲良くなった友達からの依頼だったり
最近は少なくなりましたが、神奈川や東京の空冷VW専門店からの依頼がほとんどです。

そんな中、このタイプ1のオーナーさまとは
インスタグラムで個人的に繋がってはいたものの、面識はほぼ無し
それにも関わらず、遠く愛知県から何時間もかけてお越しいただけるのは、本当にありがたいと言うか、励みになりますね。

 

作業自体は、もう半年以上前に行なっているのですが
なんとしても年内には書かないと!との思いで、やっと書き始めました。
(こんなペースでの更新で、本当に申し訳ございません)

 

 

タイプ1の作業を行う時にまずやる事は、サイドのモール外し
こちらは入庫時

 

モールを外した直後

これだけの汚れが隠れているので、外さずに研磨をしてしまうと
振動で砂などの汚れが出てきて、余計なキズを入れてしまう原因となります。

 

研磨前に、ここまで洗浄しておくのが理想的

 

 

外したモールの裏側も同じように、砂などの汚れでビッシリ

 

洗車のタイミングで、モールもすべて洗っておきます。

 

 

その後、バンパーやライトリム、今回リアナンバーはステーごと、簡単に外せる部品は外し、研磨開始です。

 

 

全体的にうっすらとした洗車キズに覆われていて、照明が乱反射
ツヤも鈍く感じます。

 

フロントフード、向かって右半分のみ研磨

 

全体を研磨

適切に研磨処理されたソリッドホワイトは、どこまでも続くような透明感を感じつつも
タイプ1独特の丸みを帯びた形状も手伝って、陶器にも似たような温かみも感じます。

 

 

複雑な形状なのに、モールや雨樋に挟まれたリアガラス横

 

モール側 雨樋側、両方とも
可能な限りギリギリまで研磨

 

バイザーと雨樋に挟まれて、研磨しづらい細い箇所

 

慎重に確実に

 

こういった狭い箇所は、小さなポリシャーを使い磨きます。

 

もっと細い箇所は、もっと小さなポリッシャーで

タイプ1は複雑な形状が多く、それだけでも磨きづらいのですが
こういった狭い箇所がとても多く、ボディサイズの割りに時間ばかりかかり、神経も使います。

 

 

そんな狭い箇所の代表的な、テールランプ横

 

研磨後

 

 

ここが一番狭い箇所でしょうか

 

正直、磨くの怖いくらいです(笑)

 

 

 

すべての研磨が終わったら、研磨剤の粉などを洗い流し
硬化系のコーティングをベースに、天然のカルナバワックスを施工、完成です。

 

 

作業日数は4日ほどでしたが、1週間のお預かりでしたので
完成後は、自宅ガレージにて保管

 

自分のガレージを追い出される羽目になってしまった、うちのビートルが文句を言っているの図(笑)

 

 

今年に入ってからは、こんなスタンスでの施工を続けていて
カルナバワックス単体での施工も多いです。

 

ワックス??
と思ってしまうと思いますが

自分も最初は半信半疑でしたが、不思議と経過が良い。。。

 

 

最初は友人や、仲の良い常連さんに試しに施工させていただきながら
また、うちよりも先に導入していて、同じエリアで仲良くさせていただいている
ある意味競合店?の先輩施工店の店主にも情報をいただきながら、ずっと試行錯誤をしていました。

メンテのタイミングで、ワックスに切り替えさせていただいたお客さまの経過も、すこぶる良好♪
結果、メンテでの自分の作業も楽になるので、時間を短縮できたり、他の部分に時間をかけられたり

 

他店では良い結果が出ているものの、自分としては未知数で実験的な作業が多かったのも事実ですが、とても収穫が多かった。

 

 

天然カルナバワックスは期間限定の保護剤として、申し分のない防汚性能を発揮してくれるマテリアルと感じます。
(定期的なメンテが必要と考える、当店のスタイルにマッチしています。)

 

 

今後も固定観念に囚われること無く、良いと思うものは取り入れ

 

任せていただいた車を、どう美しく演出できるか
お手入れしやすく、いつまでも美しい塗装表面をどう作り上げるか。。。

 

 

研磨を含めた下地の処理が一番大切なのは言うまでもありませんが

 

現状では硬化系であれば
グロスアーマーを軸に各種ガラスコーティング、セラミックコーティングで塗装の強度向上+保護

ワックスは増えに増え
十数種類の固形タイプ、スプレータイプ
耐久性を上げるためだったり、摩擦の軽減、単純に艶感を上げるための各種シーラント剤などなど

選択肢が増えた分
一台一台、お一人お一人に、より寄り添った提案、施工をしていけるかと思います。

 

お客さまとは基本的な方向性を決めて、あとはお任せいただく事が多いのですが
突っ込んだお話しやら、施工後の洗車方法 おすすめの洗車アイテムの話なども大歓迎です。

最近は洗車が好きなお客さまとは、納車のときに平気で2時間くらいお話しする事も(笑)

 

自分では当然のようにやっている事でも、お客さまには参考になったと喜んでいただける事が多いなと感じます。
些細なことでも構いませんので、疑問などありましたらどんどん質問してください。

 

 

最後に年末年始の営業について
年内は12/29まで、年始は1/6からの営業となります。

年内中の作業の受付は終了していますが、お見積りや相談などは随時受け付けております。

 

また今月は、まったく休み無しで営業している事もあり
その日の予定が終わったら、閉店時間より前でも閉店していますので
急なご来店の際には、事前にご一報いただけると助かります。

それでは今年もあと10日ほどですが、ラストスパートがんばっていきたいと思います。

 

 

 

 

カーコーティング・車の磨き専門店
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